シーサンパンナ(西双版納)の市場は若い娘さんたちの活気で満ちていた(撮影:1994年3月)

 中国・雲南省・シーサンパンナ(西双版納)は実り豊かな南国である。ナシ族、ハニ族、ミャオ族、ラフ族など多くの少数民族が暮らしている。バナナ、パイナップル、ドリアンなど果物が年中実り、多彩な発酵食品をはじめとした食文化がとても豊かである。
 これらの活動が一度に見られるのが各地で開かれている青空市場である。この写真は記憶が曖昧なのだが、おそらくモンハイで開かれていた市場だろう。ずらっと並んだ娘さんたちは活気に満ちている。みなさん個人店主として出店しているようだ。売っているのは米をはじめとした穀物類、自家加工した漬け物や発酵食品が目立つ。
 どれも日本ではお目にかかれないものばかりなので、一度は食べてみたい。でも、買ってすぐその場で食べるわけにもいかない。それでも、近年作る人が減って珍しいという赤米とか黒米と呼ばれている米を少し買った。
 よく見ると赤紫色で、帰国してから米に詳しい人にきいたところ、昔は我が国でも何かのお祝い時に食べる米として少量生産されていたという。赤飯の原点なのかもしれない。

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